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映画【JAWS(ジョーズ)】の評価・あらすじ

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【JAWS(ジョーズ)】の作品情報(スタッフ・キャストなど)

「JAWS」は1975年のアメリカ映画で、有名なスティーヴン・スピルバーグ氏が監督となって撮影されました。

現代では巨匠とされるスピルバーグ監督も当時はまだ28歳の若さで、この映画の監督となったのも大抜擢されたのだといわれています。

この映画は元々は1974年に出版されている同名のピーター・ベンチリー氏の小説が原作となっています。

主人公のマーティン・ブロディには俳優のロイ・シュナイダーを迎えています。

ちなみに、この映画の中に出てくるTVレポーター役として原作を書いた小説家のピーター・ベンチリー氏が出演しています。

あらすじ解説

小さな海辺の田舎町アミティに赴任してきたばかりの警察署長マーティン・ブロディはある日浜辺に打ち上げられた若い女性の遺体を見て鮫に襲われたためだと断定し、安全のためにビーチを遊泳禁止にしようとしました。

ところが町の有力者がこの時期は観光客が多く、ビーチの遊泳禁止によるダメージを考えて反対をします。

結論が出ない間に少年が第二の犠牲者となりました。

賞金稼ぎを目当てに訪れる人々で町がパニック状態になる中、ブロディは海洋学者のマット・フーパーを呼び寄せます。

フーパーは最初の犠牲者の遺体からかなり大型の鮫の仕業だと伝えます。

そんな時に人食い鮫だとしてイタチザメが捕まえられましたが、遺体に残る噛み跡は明らかにイタチザメの歯型より小さかったのです。

夜中に鮫の内容物を見てこれまでの犠牲者を襲った鮫ではないと確信したブロディは、後日フーパーと共に調査船で本当の襲撃者である鮫を探しに出かけます。

地元漁師の船が漂流しているのを発見し、その船底にかなり大きなホオジロザメの歯が残されていたことを発見します。

ところが海中で突然現れた漁師の遺体に驚いた時にそれを落としてしまいました。

翌日報告をした2人に市長はまたもや認めず、強引に海開きをした結果、観光客が犠牲となってしまいます。

このままでは犠牲者が増えるばかりだと考えたブロディは地元の漁師サム・クイントを雇ってフーパーと3人で鮫退治のために海へ出ます。

ところが人々を襲っていたホオジロザメのサイズは想像以上でした。

そこで、フーパーの案で硝酸ストリキニーネを鮫に20cc注入することで退治することになりました。

鮫から身を守ることができる檻の中に入って作戦を実行しようとする海中のフーパーは襲ってきた鮫によって肝心の銛を海中へ落ちてしまいます。

あわやというところで海底に逃げたフーパーはなんとか助かったものの、そうとは知らない船上の2人はあわてて檻を引き上げるもフーパーがいないことに絶望を感じていました。

そんな時、クイントが船の上にまで乗り上げてきた鮫によって襲われ、死亡してしまいます。

ブロディは最後の望みをかけて空気ボンベを鮫の口内へ投げつけ、それを噛んだ鮫に向かってライフルを撃ちます。

それによって鮫は大爆発を起こし、その身はばらばらになって海中に落ちていったのでした。

喜びの声をあげるブロディは海からあがったフーパーと再会し、泳いで岸へと向かうのでした。

みどころのポイント

映画「JAWS」のみどころといえば秘かに隠されている9つのメッセージがあります。

例えば1つ目として、漁師クイントの船が鮫の天敵であるオルカ号だというところです。

オルカとはシャチの学名で、そのオルカ号がストーリーの終盤で鮫の襲撃によって海底へ沈んでしまうのです。

2つ目は原作者のピーター・ベンチリーがTVレポーター役として出ていることで、元々彼は小説家になる前はジャーナリストだったことから適役だったといえるでしょう。

3つ目は物語のラストのほうでホオジロザメのブルースが息絶える時に使われたトラックのマフラーの音が監督のスピルバーグ氏が初期に撮った映画で使われたものだということ、4つ目は鮫の登場シーンには必ずジョーズのテーマ曲が流れているということです。

ジョーズのテーマ曲は若い人でも知っているほど有名なものとなっています。

5つ目はスピルバーグ監督自身も声だけ出演しているということで、監督はクイントがサメ退治の際に無線で交信している相手の声を演じています。

さらに6つ目として監督の愛犬エルマーが主人公ブロディの愛犬として登場していることです。

7つ目はクイントに演技指導をしていたのは本物の漁師であるクレイグ・キングスベリーだったことです。

彼は映画の中で出番は少ないものの、漁師のベン・ガードナー役も演じています。

8つ目は実はクイントが死んでしまうことは物語のはじめの頃にすでにわかることだったということです。

冒頭シーンで人々にサメがどういう風に人を食べるのかということを短いセリフで説明しますが、この説明通りにサメによって食い殺されてしまうのです。

さらに襲撃者であるサメのブルースも死に方を予感させるようなシーンがあります。

それはブロディが空気ボンベの上で本を読みながら、襲撃してきたサメはボンベさえも食べるかもしれないというセリフを言っており、実際にブルースはブロディによって空気ボンベを口内に投げられ、ライフルで撃たれたことで爆発して死んでいます。

そして9つ目が実際のサメにはない行動をブルースがしているという点です。

リアルな鮫には声帯がありません。

そのため、声のようなものを出すことはないのです。

しかし映画内でブルースはうなり声のようなものをあげており、恐怖感を倍増させています。

このように映画の中に隠されたメッセージを探しながら見てみるのも映画を楽しむコツです。

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