【ハウルの動く城】の作品情報(スタッフ・キャストなど)
今回ご紹介する作品は日本を代表するアニメーション作品「ハウルの動く城」。
まずは基本情報を確認してみましょう。
作成会社はスタジオジブリ、公開日は2004年11月20日です。
監督/脚本は宮崎駿さんで、原作は魔法使いハウルと火の悪魔(イギリス作家ダイアナ・ウィン・ジョーンズさん)です。
出演キャストは非常に豪華で、ソフィー役の倍賞千恵子、ハウル役の木村拓哉、荒地の魔女役の美輪明宏、マルクル役の神木隆之介、カルシファー役の我修院達也となっています。
あらすじ解説
【あらすじ】帽子屋の少女ソフィーはあるは、謎の兵隊に絡まれたところを魔法使いのハウルに助けられます。
ある日の夜、帽子を買いにきた魔女の呪いで老婆に姿を変えられてしまい、容姿が全く変わってしまったソフィーは帽子屋にいれなくなり、家を飛び出します。
その途中でかかしの姿をしたカブを助けたところ、ハウルの動く城へ導いてくれたのです。
ハウルの動く城には不思議がいっぱいで、暖炉には火の悪魔カルシファーがいます。
カルシファーは自らの魔力で城を動かし、ソフィーにハウルとの契約の謎を解かせ自由にして欲しいと懇願してきたのです。
一方でハウルは悪魔と取引していました。
ハウルの師匠であり王に仕える魔法使いマダム・サリマンの命令で隣国との戦争に協力をしなければいけなくなります。
サリマンはハウルが協力しないなら魔力を奪うと言い、悪魔と取引していた荒れ地の魔女も魔力を奪われてしまいました。
国に協力しないハウルに対しても襲い始めます。
それから逃れるように動く城で場所を転々と、途中で、魔力を奪われた荒れ地の魔女に出会い家族に加わります。
しかし町は空襲を受け、ハウルはソフィーを守るためと言い、戦争に加わります。
ソフィーがハウルが戦う理由は自分がいるからと考え町から離れ、荒地に戻ったソフィー達はハウルを助けに行こうします。
ですが、荒地の魔女が欲しがっていたハウルの心臓がカルシファーであることに気づき、カルシファーを動く城の暖炉から引き離してしまい、家の原動力を失った城は粉々に崩れ落ちてしまいます。
崩れ落ちた際に火に包まれてしまった荒地の魔女を助けるためにとっさに水をかけてしまいました。
崩れた城は谷底まで落ち、ソフィーはドアの残骸が先に別の世界があることに気づき扉を開けます。
その先にはハウルが子供の頃の世界で、ハウルが流星を飲み胸から火に包まれた心臓を取り出していました。
現実世界に戻ってきたソフィーは、悪魔の姿に変わってしまったハウルに出会います。
ソフィーは荒地の魔女からカルシファーを受け取り、彼の胸に戻すと星が飛び出しカルシファーは自由になりました。
またハウルも悪魔の姿から元の姿に戻ります。
そこへ谷底に落ちていくところを助けてくれたカブに感謝のキスをすると、カブは人間に戻ります。
実は隣国の王子様で国に戻ってこの馬鹿げた戦争を終わらせ一件落着、落ち着いた生活に戻りました。
みどころのポイント
ではハウルの動く城の魅力を紹介します、ずばり魅力は3つあります。
(この先ネタバレになる表現があります)1.豪華声優陣とイケメンキャラクターまずハウルが超イケメンの好青年です。
そしてそのハウルの声を務めている木村拓哉さんの声が非常にキャラクターとマッチしています。
一度は恋したキャラクターではないでしょうか?そしてハウルの他にも、ソフィー役の倍賞千恵子さんや荒れ地の魔女役の美輪明宏さんなど沢山の豪華声優陣が登場しています。
特に見て頂きたいのが、何度書いても美輪明宏に似てしまったという荒地の魔女です。
本当にそっくりです(本人には失礼の話かもしれませんが)。
2.宮崎駿監督からのメッセージ今や世界の宮崎駿といわれるぐらい日本を代表するクリエーターは、世界に発信するメッセージを作品の中に多く込めています。
本作品、ハウルの動く城に込められたメッセージとは、戦争に対する想いです。
作品中からも感じ取れると思いますが、くだらない独裁者が、くだならいない戦争を始め、多くの人を巻き込み、多くの人が死んでいく。
そんな「醜い争いをやめよう」という想いが伝わってきます。
いつの時代でもなくならない悲しい現実を、もう一度考え直すきっかけを与えてくれます。
3 .みんなが大好きで憧れる魔法の世界小さい頃は誰もが一度はあ憧れた魔法の世界をスタジオジブリの技術で書き表わしています。
鮮やかな色遣いはもちろん、細かい所まで表現されています。
特にハウルの部屋はキラキラした小物が沢山あります。
一度は誰もが憧れるようなお部屋になっています。
またハウルの動く城はダイアルを回すだけで色々な場所へ行くことができます。
まさに魔法で素敵ですね。
カルシファーとの契約とハウルの魔法により守られており、あの大きな城を動かしています。
魅力3点紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?スタジオジブリの作品には沢山の見所があります。
一度見た方も何度も見たくなるような世界観がそこにはあります。
一度も見たことがない人は是非一度は見て下さい。
きっとあなたを知らない世界へと導いてくれるでしょう。
また宮崎駿監督からのメッセージを感じ取ってみて下さい。
受け取り側によって三者三様です。