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映画【マッドマックス】の評価・あらすじ

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【マッドマックス】の作品情報(スタッフ・キャストなど)

マッドマックスは1979年のオーストラリア映画です。

アクション映画に分類され、上映時間は1時間35分、監督を務めたのはジョージ・ミラーです。

主演はメル・ギブソンが務め、ジョージ・ミラーとメル・ギブソンはこの映画でハリウッドへと進出する足がかりとなりました。

マッドマックスはその後シリーズ化され、2016年にも新作のマッドマックス怒りのデスロードが公開されています。

さらに、続編も決まっており長い時間愛されている作品です。

あらすじ解説

荒廃した近未来のオーストラリア、この世界は文明が崩壊しており、暴走族による凶悪事件が頻発していました。

暴走族のナイトライダーは追跡用に開発されたパトカーの「インターセプター」を奪って逃走中です。

この車の所有者であるマックスは、ナイトライダーを発見します。

長い追跡の末追い詰められたナイトライダーは事故死してしまいました。

この訃報を聞いて、友人の暴走族であるトッカーターはマックスと警察への復讐を始めるのです。

まずは警察の車両が横転させられ、さらには火を付けられることで友人の警察官ジムが殉職します。

この報復を見て主人公は恐怖にかられ、警察を辞職することにしました。

ただし、主人公の腕を惜しんだ上司は彼を休暇扱いにすることにします。

マックスは家族とともに旅行に出発します。

仕事を忘れて一時の休息を得る主人公たち、自然豊かな場所では穏やかな日々が続くものと思われました。

しかし、トッカーターの一味に発見されてしまいます。

主人公の妻がそれに気づいて、主人公に警戒するようにいうと、彼は車を運転して行き先を変えることで暴走族をうまく巻いてしまいます。

そして、元いたところに戻って安心していると、そのときにはすでに暴走族の一人が家族を発見していました。

そして、主人公がいない隙に息子を殺害、妻は重体となってしまいます。

この残酷な仕打ちに対して、ついにマックスの狂気が目覚め、マッド(狂気の)マックスとなるのです。

彼は暴走族に復讐するために警察に出向いてインターセプターを持ち出します。

600馬力の出るスーパーチャージャーを搭載してさらに改造を施したインターセプターは漆黒の特殊車両へと変わりました。

マックスはいよいよ一味と激突します。

V8エンジンを積んだ車は暴走族の車両を次々と蹴散らして、これによって暴走族は壊滅状態となり、逃げた残党たちを一人ひとりと殺害していき、ついに復讐をはたすことに成功します。

しかし、戦いの中で息子や愛する妻を失った悲しみは重く、マックスは警察に戻ることもなくインターセプターと共に地平線が続く一本道を疾走していったのでした。

これが、オーストラリア映画「マッドマックス」の主なあらすじです。

みどころのポイント

マッドマックスはオーストラリア産の映画です。

映画というとハリウッドやイギリス映画などが有名で、南半球の映画が注目されることはありませんでした。

映画が公開されると全世界で公開されることになり、オーストラリア映画は注目を集めます。

映画を監督したジョージ・ミラーはもちろんのこと、主役のメル・ギブソンなど映画をきっかけにスターの道に登った人は多く、記念碑的な作品と言えます。

では、何がそんなに注目されたのでしょうか。

まずは斬新な未来世界の設定です。

マッドマックスが描いているのは荒廃した近未来です。

これまでのSF映画やファンタジー映画にはない世界設定で、とくに暴走族が街を牛耳っている世界観はこの作品から始まっています。

映画のビジュアルイメージは強烈で、モヒカン姿の暴走族は、のちの日本の漫画やアニメに影響を与えました。

まるでヤンキー漫画に出てくるような設定と世界観をもって、世界の未来を描いた作品はありません。

映画のキーアイテムであるインターセプターも有名です。

この車は特殊装甲を施した車両で、車にはV8エンジンが積まれています。

V8エンジンは実際にあるエンジンですが、それを映画は未来世界の設定で用いることで、車好きを狂喜させました。

作品に出てくる他の車やバイクなども映画をきっかけに大きな注目を集めるようになります。

マッドマックスは近未来でありながら、本物の車両が登場する、いわば「レトロフューチャー」な演出が施されている作品です。

車が出てくる作品と言えばカーチェイスものが思い浮かびますが、こういった映画は現代を舞台に選ぶことが多くなります。

未来世界を描いた作品だと、作中に出てくる車両などは今までにない架空のものが多くなります。

マッドマックスのように未来を舞台にした作品で実際の車を使う作品はこれまでありませんでした。

それが近くて遠いような近未来観を作成できた大きな要因でしょう。

メル・ギブソンが演じた主人公の鬼気迫る演技も、この危機感たっぷりの映画の大きな魅力となり、映画はこの先、2作目、3作目とさらに凶器を深めた作品が作られました。

オーストラリアで低予算で作られた作品ですが、今では世界中で多くのファンを獲得している人気シリーズです。

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