【グーニーズ】の作品情報(スタッフ・キャストなど)
グーニーズは、1985年にアメリカで制作公開された映画です。
監督はスーパーマンなどの著名な作品を手掛けるリチャード・コナーさんです。
制作総指揮に語る必要がないほど有名なスティーブン・スピルバーグさんがいらっしゃいます。
主題歌は親日家としても知名度の高いシンディ・ローパーがつとめています。
主演は後に作品が作られる「ロードオブザリング」などにも出演して知名度が高いショーン・アスティンさんがつとめています。
あらすじ解説
舞台はアメリカ、オレゴン州の片田舎であるグーンドッグ。
その町にいる主人公のマイキーは年は10歳をちょっと超えるくらいでしょうか(演じる少年は13歳前後です)。
喘息持ちでありながらも父親の冒険話に夢を膨らませる毎日を送っていました。
友人のダジャレ好きでありながらいつも口が災いしてしまうマウスと大きめ体型チャンクといじめられっ子だがたくさんの発明品があり知識も豊富なデータの三人と冒険隊グーニーズを結成することにします。
父親の部屋でウィリーの宝の地図とメダルを発見した彼らは冒険へ旅立ちお宝を見つけようと決めます。
いなくなったグーニーズを追いかけてきたマイキーの兄ブランドと恋人アンディとガールフレンドのステフも冒険に加わることになります。
海の近くにあるレストランの地下に宝があるようだと目星をつけたマイキーら一行でしたが、その地下は見るからに危なそうな人たち、ギャングの一味であるフラットリー家が根城としているのが分かります。
彼らに見つかってしまったマイキーらは逃げ遅れたチャンクを残してさらに地下の洞窟を探検します。
洞窟内は非常に長く急斜面のようです。
仕掛けに挑戦して解いていきます。
一方捕まってしまったチャンクはフラットリー家の末弟でありフランケンシュタインのような身なりをして鎖で繋がれているスロースと仲良くなっています。
最後の仕掛けを解いてお宝を手にしたマイキーたちでしたが、おいついてきたフラットリー家にそのお宝を横取りされてしまいます。
そして海に突き落とされてしまいます。
しかし、フラットリー家の末弟スロースと仲良くなっていたチャンクが現れスロースと供に脱出することになります。
脱出した先にはグーニーズのメンバーの両親や銀行屋さんがいました。
銀行屋さんとは借金を返せなければ家を手放す契約になっていたのです。
マイキーは家を手放したくなかったので宝を持ち帰りたいと思っていました。
銀行屋さんに言われるまま父親は契約書にサインをしようとしたところ、マイキー宅にお手伝いに来ていた方が、袋に入った財宝の一部を発見しました。
これにより銀行屋さんとの契約の継続はする必要がなくなりました。
マイキーたちは離れ離れで暮らさなくて良くなったようです。
ラストシーンは、グーニーズらを背景に洞窟から出てきた宝の元の持ち主である片目のウィリーの海賊船が海の上を彷徨し旅立っていくというものです。
みどころのポイント
みどころは何と言っても個性あふれる子供達がそれぞれの個性を最大限発揮しながらチャレンジ精神旺盛に宝探しを決行し、成し遂げていく過程では無いでしょうか。
意図的なのでしょうが、グーニーズの4人については個性がはっきりしているので、途中で分からなくなるようなことはまずないでしょう。
ちょっと気弱なところがあり喘息気味だが冒険心溢れリーダーシップもとれるマイキー、お調子者で軽口で天才的なマウス、大きめ体型で性格もおっとり気味のチャンク、内向的でいじめられやすいが発明屋で知識も大人顔負けのデータと何とも個性ある面々です。
敵役のフラットリー家も魅力的です。
いかにも悪人面といったいで立ちで言動も悪い人の典型そのまま。
ここまではっきり悪人ですという特徴があるのはこの年代の特徴なのでしょうか。
ただ、いかにも怖そうな顔をした末弟のスロースは優しい性格。
しかし、一家には手に負えないのか鎖でつないでる操作しようとしているようです。
見た目がフランケンシュタインっぽく、まんまフランケンシュタイン転用という感がなくはないのですが、個性は強烈です。
最初は喘息を気にするマイキーですが、大冒険を終えて家族と言いますか家を救う偉業を成し遂げたためか、喘息吸入器が必要なくなるとの描写があります。
子どもの成長を象徴しているようにも見えます。
シンディ・ローパーさんの主題歌「グーニーズはグッドイナフ」も見所といいますか聞きどころの一つと言えます。
シングルは全米第10位のヒット作品となりました。
日本にも来日して最近終了してしまったものの長寿番組であった「笑っていいとも!」に出演し、歌を広報しました。
テレビ朝日の「ベストヒットUSA」にも出演されたとの記録があります。
当時コナミというゲーム会社から出されたゲームにもこの音楽が使用されていて繰り返し流れます。
何度も何度も繰り返し流れるのですが何度聞いても飽きることがなく、たまに最初からやりたくなる衝動に駆られることとの意見がありますが、そこまで何度も聞いても飽きが来ないほどの作品と考えることも出来ます。
映画での歌付き音楽も何とも言えない魅力があり、現在でも好んで聞く人が後を絶たない名曲といえるでしょう。