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映画【パッチアダムス】の評価・あらすじ

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【パッチアダムス】の作品情報(スタッフ・キャストなど)

「パッチ・アダムス」は実在する医師を描いた伝記映画で、1998年に公開されました。

トム・シャドヤックが監督を務め、主人公の医師パッチ(ハンター)・アダムスは俳優のロビン・ウィリアムズが演じています。

ユーモアを交えて治療を行っている医学生パッチ・アダムスの半生を描いた映画作品です。

モデルとなった実在の医師パッチ・アダムスは、遊びやコミュニケーションを治療に取り入れて心のケアをするホスピタルクラウンを取り入れた人物として知られています。

あらすじ解説

ハンター・アダムスは自殺未遂を起こし、自ら精神科に入院することにしました。

そこでハンターは、グループディスカッションに参加します。

ジョークを言って皆を笑わせると、トイレに1人で行けなかった同室のルディがトイレに行けるようになりました。

その経験からハンターは人を癒す仕事をしたいと考えるようになります。

「治す」=「パッチ」という意味からパッチ・アダムスと名乗るようになりました。

パッチ・アダムスは医学の道を志し、2年後医学部に入学します。

そこで医師を目指す女性のカリンに声をかけますが、すげなくされてしまいました。

しかし、それがきっかけでトゥルー万とは友人になります。

医学部では3年生から患者の臨床を行うことができました。

まだ1年生でしたが、3年生のふりをして病院へ忍び込みました。

子供達がいる病室で、鼻に浣腸のボールをつけたりジョークを言ったりして子供たちを大いに笑わせます。

暗かった子供たちの顔は、みるみる明るくなりました。

それから大学の試験の結果が発表されると、パッチの成績はトップクラスだったので周囲は驚いてしまいます。

パッチは授業でもふざけてばかりいて、勉強しているようには見えなかったからです。

カリンもびっくりした一人でしたが、成績が良かったことで彼を見直しました。

パッチはカリンに入院患者の夢を叶える手助けを頼みます。

カリンは次第に心を開いていきました。

その一方で、学部長からは嫌われています。

パッチとカリンは、無料のクリニックを開きました。

クリニックには大勢の人が訪れ、カリンもパッチを称賛します。

そして二人は恋人同士になりました。

しかし、ある日カリンは患者であるラリーに殺されてしまいます。

傷ついたパッチはクリニックを辞め、大学から出て行こうとします。

しかし、蝶が羽ばたく姿を見て戻ることを決めました。

カリンが蝶になって飛んでいきたいと言っていたからです。

学部長は医師免許がないうちから診察をしていたことを理由にパッチを退学にしてしまいました。

パッチは医師会に裁定を仰ぎ、医師会のメンバーは彼の主張を聞くことになりました。

その結果、パッチの主張は認められ、退学を免れて無事に卒業することができました。

みどころのポイント

「パッチ・アダムス」の見どころは、主人公を演じたロビン・ウィリアムズの人間味溢れる演技にあります。

ジョークを言って周囲の人を笑わせてばかりいる主人公ですが、笑わせることが心を癒すことにつながるという固い信念を持っています。

最初は彼のことを良く思わない人が多いのですが、患者の心を掴んで治療にも良い効果が現れるにつれて次第に受け入れられていくようになります。

主人公以外のキャラクターも魅力的な人物が多く、富豪で天才なのに精神病を患うアーサーは主人公を助けて無料のクリニックを開く資金を出してくれました。

友人となるトゥルーマンもパッチの理解者の一人です。

学部長のウォルコットはパッチのことを快く思っていませんが、学長は成績優秀な彼を認めてくれています。

また、パッチの恋人になるカリンも最初は彼のことを冷たい目で見ていました。

それが徐々に心を開いていきます。

男女の恋愛模様も描かれており、二人が心を通い合わせるシーンでは優しい気持ちになります。

「パッチ・アダムス」は、感動的なヒューマンドラマに仕上がっています。

しかし、ユーモアに溢れ、楽しい場面ばかりが描かれているわけではありません。

恋人であるカリンが、二人が開いたクリニックの患者によって殺されてしまうという悲劇が起こります。

カリンを殺した患者は、その後で自殺を遂げました。

カリンを失ったパッチは、ひどく傷ついています。

その打ちひしがれた姿は、見る人の涙を誘わずにはいられません。

その悲劇から立ち直っていくパッチの様子も、丁寧に描かれています。

大学を出て行こうとする彼を引き留めたのは、今まで彼に嫉妬していた成績優秀なミッチでした。

ミッチは成績も良く知識も豊富にありますが、勉強が出来ても自分には患者を救うことができないと感じたのです。

それからパッチが医師会のメンバーに、患者と医師は対等であることや患者の心を解きほぐすことが治療につながると力説するシーンも見ものです。

医師会のメンバー同様、映画を見ている人も心を動かされ大きく頷いてしまうこと間違いありません。

パッチと彼を支える人々との交流やユーモアで患者を救いたいというパッチの想いが見事に描かれています。

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