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映画【レント】の評価・あらすじ

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【レント】の作品情報(スタッフ・キャストなど)

「Rent/レント」は2005年に公開されたアメリカのミュージカル映画です。

日本では翌年の2006年に公開されました。

監督をしたのはクリス・コロンバスです。

子供向けの映画に定評のある監督で、今回はミュージカル映画に挑戦しています。

レントは元々ブロードウェイのミュージカルでロングランを記録していたものの映画化です。

そのため、キャストの注目点として映画俳優だけでなく、舞台の俳優が多く起用されています。

あらすじ解説

1989年クリスマスイブのニューヨークで、HIV感染者のロジャーは人気ロックバンドのメンバーです。

彼は映像作家のマークと一緒に暮らしています。

その夜、家賃を滞納していたことにより電気を止められました。

大家のペニーが家賃の催促にやってきます。

ペニーはかつての仲間であり、今は資本家です。

ただ彼は密かに仲間の手伝いをしたいと思っていました。

彼らが暮らすロフトには多くの若者が集っています。

下の階にはダンサーのミミが暮らし、ロジャーは彼女に恋をしています。

哲学の教授をするコリンズはエンジェルと恋仲です。

二人ともHIVの感染者でした。

またもや、ベニーが来ます。

ベニーはロフト立ち退きの話をするため来ました。

彼に抗議する女性がいます。

元恋人でパフォーマーのモーリーンです。

彼女は抗議のライブを行います。

抗議は空しい結果に終わり、大晦日には閉鎖することになりました。

これを機に、仲間たちは生活が変化します。

抗議のライブを収めたマークは映像がテレビ局に買われることで、テレビ局と契約します。

ロジャーはミミの部屋で暮らすようになりました。

コリンズとエンジェルは現在も付き合っています。

ただし、二人の行方は誰も知りません。

ジョアンヌとモーリーンは破局の危機を迎えていました。

浮気性のモーリーンに愛想を尽かした形です。

時が流れさらに彼らの関係は変わっていきます。

ロジャーとミミの関係はヒビが入っていき、ついにモーリーンたちは別れました。

エンジェルはコリンズのもとで亡くなりました。

彼女が亡くなったことで、仲間たちはもう一度集まります。

しかし、今までのように素直な再会というわけにはいきません。

仲間たちは衝突し再びバラバラになろうとしますが、コリンズが説得します。

別れていた二人はもう一度一緒になろうとします。

物語の始まりからちょうど一年後のクリスマスイブ。

ロフトにはロジャーとマークが再び暮らしていました。

マークはテレビの仕事をやめて、仲間と一緒にいることを選んだのです。

ところが、今度はミミの行方が分かりません。

ミミはベニーと付き合っていましたが、ベニーの妻に彼女のことが判明し、街からいなくなっていました。

そのとき、ミミが瀕死であると急報が入ります。

みどころのポイント

「レント/Rent」はブロードウェイのミュージカルで大好評を得たものの映画化作品です。

ブロードウェイ版は1996年に公演されて以来、なんと12年4ヶ月にかけて公演されるロングラン作品になりました。

これはブロードウェイ全体でも歴代8位です。

現在も世界中でレントツアーが行われ、日本でも公演されました。

熱狂的な作品のファンは「レントヘッド」と呼ばれ、米国では社会現象的な人気を誇る作品です。

劇中でもミュージカル版の楽曲が多く用いられています。

作曲家のジョナサン・ラーソンは本作の作曲作詞、脚本を担当しました。

楽曲は彼が7年をかけて作曲した大作です。

本作での成功により、今後が期待されましたが、35歳で急死します。

映画は生と死がテーマですが、まるで物語をなぞるような彼の生き方によって再ブームが起き、都市伝説的とも呼ばれる熱心なファンを生みました。

レントには元ネタがあります。

それがプッチーニのオペラ「ラ・ボエーム」です。

この作品はパリのカルチェラタンを舞台にしていますが、映画ではニューヨークのイーストヴィレッジに変更しました。

物語の大きな特徴として現代社会の問題を積極的に取り上げていることが挙げられます。

多くの若者が登場する作品ですが、登場人物のなかには性的少数者がいたり、病気を抱えていたり、これまでのミュージカル映画ではなかなか描かれなかった題材を取り上げました。

様々楽曲が流れる映画ですが、メインテーマといえるのが映画の冒頭に流される「シーズンズ・オブ・ラブ」です。

一年は365日ですが、これを分にすると525600分です。

これが歌詞になっており、1年間をどのように生きるのか問いかけた楽曲です。

まさに映画のテーマといっていい曲で、この曲単体の人気も高いです。

最後にキャストですが、キャストの起用にはオリジナル版が好きな人にうれしい起用がなされています。

主人公のマークをアンソニー・ラップが演じたのを始め、ロジャーはアダム・パスカル、ベニーはテイ・ディグス、エンジェルはウィルソン・ジャーメイン・ヘレディアなど舞台版を演じた俳優が多く起用されました。

彼らの歌声をスクリーンで聞けることは大きな魅力でしょう。

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