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映画【ワールドエンド】の評価・あらすじ

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【ワールドエンド】の作品情報(スタッフ・キャストなど)

「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールドエンド」は2007年に公開された米国映画です。

パイレーツ・オブ・カリビアンシリーズの第3作目でもあります。

監督は1作目から監督を務めるゴア・ヴァービンスキーです。

製作はジェリー・ブラッカイマーです。

出演者は主人公をジョニー・デップが演じ、オーランド・ブルームやキーラ・ナイトレイなど、これまでの面々が出演しています。

新たな出演者としてチョウ・ユンファが中国人海賊を演じました。

あらすじ解説

「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールドエンド」はこのシリーズの3作目であり、前後編の後編にあたります。

前編は「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」です。

ワールドエンドとデッドマンズ・チェストはつながっているので、まずは簡単に前作のあらすじを見ていきます。

デッドマンズ・チェストではある鍵を求めてジャック・スパロウや仲間たちが奔走します。

その鍵とは自分の心臓をおさめるもので、見返りにブラックパールと呼ばれる伝説の船の船長になれます。

ジャックはブラックパールの船長でしたが、契約の残りが迫っており鍵を探していたのです。

鍵を手に入れ箱も手にしますが、ノリントンに奪われて、ジャックはクラーケンという海の怪物に食べられてしまい、前作は終わりました。

ここから映画は始まります。

ジャックはデイヴィ・ジョーンズの墓場に送られていました。

ここは小さな小島で、幻覚を見せる作用があります。

ウィルやエリザベスを乗せたバルボッサの船は彼を救出するために世界の果ての地図を入手します。

船を失いながらもデイヴィ・ジョーンズにたどり着くと、ジャックと再会します。

ところが帰還する途上でスワンの魂が現れますが、ベケットによって処刑され、エリザベスは悲しみました。

元の世界に戻って束の間、サオ・フェンの裏切りによりチームはバラバラに。

さらに元の世界ではノリントンがベケットの部下になり、世界の海はベケットのものになりつつありました。

ベケットを倒す鍵はデイヴィ・ジョーンズの心臓です。

心臓を突き刺せばフライング・ダッチマンという船の船長となりますが、代わりに生贄が必要です。

ジャックは心臓を突き刺して永遠の命を得ようとしていました。

ベケットに対抗するため9人の伝説の海賊達が評議会を開きます。

なかなか意見はまとまりませんでしたが、ジャックが意見をまとめ上げます。

チームの目的は「伝説のカリプソを解放し、ベケットと決戦、そして逃走する」という案にまとまりました。

最後に海賊王(リーダー)を決める話し合いが行われます。

それぞれが自分に投票して海賊王はなかなか決まりませんが、ジャックがエリザベスに投票することで、彼女が海賊王となりました。

いよいよベケットとの決戦が始まります。

みどころのポイント

「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールドエンド」は、これまでのパイレーツ・オブ・カリビアンシリーズの最終作として公開された作品です。

上映時間は169分とかなりのボリュームがあり、制作費は空前絶後の3億ドルが投じられました。

通常、1億ドルの作品が大作と呼ばれる時代にあって、ワールドエンドがいかに巨額の制作費がかけられたか分かるでしょう。

大きな成功が期待された映画ですが、米国だけで3億ドルを稼ぎ出し、世界の興行収入は約9億6千万ドルと大ヒットします。

日本でも100億円を超えるヒットとなり、期待に応える成績を残しました。

批評家からもスリリングなアクションシーンや軽快なコメディが賞賛されています。

映画のヒットを受けて、パイレーツ・オブ・カリビアンシリーズはさらに続編が作られました。

今後も続編の制作は決定しており、ディズニー・スタジオを代表する映画シリーズになっています。

このシリーズが人気なのは、ジョニー・デップが演じるジャック・スパロウの人気によっていると言っても過言ではありません。

独特な風貌をしたジャックは、非常にコミカルです。

踊るように歩いて、美しい女性がいればすぐに声をかけ、海軍や海賊たちからいつも追いかけられています。

海賊船の船長というのに、一匹狼タイプで船員はほとんどいません。

ただ、そのユニークさから憎めない性格をしています。

彼にひきつけられる形で、ウィル(オーランド・ブルーム)やエリザベス(キーラ・ナイトレイ)は彼と一緒に旅をするのです。

映画はジャックがデイヴィ・ジョーンズの墓場に捕らえられたところから始まりますが、ウィルやエリザベスはなんだかんだいっても彼を助けようとします。

二人の信頼はジャックが海賊王をエリザベスに指名することで応えるわけですが、このシーンは映画の中でも印象的なシーンです。

映画のもう一つの魅力として大掛かりな海戦シーンがあります。

シリーズの締めくくりであり、ベケットとの最後の戦いになるので、映画のVFXや音響はすごいものです。

前作のクラーケンのシーンもすごかったですが、今作はさらにパワーアップしています。

剣の決闘もあってアクションシーンも満足の仕上がりです。

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