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映画【ブロークンアロー】の評価・あらすじ

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【ブロークンアロー】の作品情報(スタッフ・キャストなど)

「ブロークンアロー」は1996年のアメリカのアクション映画です。

監督をしたのはアクション映画の巨匠ジョン・ウーです。

主演はクリスチャン・スレーターとジョン・トラボルタの二人で、共演はサマンサ・マシスです。

宣伝コピーは「緊急指令、ステルス発進」です。

上映時間は108分で、5000万ドルの制作費で制作されました。

最終的な興行収入は1億5000万ドルで制作費の3倍の売上を記録して、日本でもヒットします。

あらすじ解説

ヘイル大佐とディーキンス少佐は賭けボクシングをしていました。

連敗中のヘイルは今回も負けて、お金を払おうとすると、ディーキンスから「勝つ気がない」と言われました。

ある日、二人は核弾頭を搭載した戦闘機に搭乗し模擬演習を行います。

今回の演習は低空飛行による国境の突破が目的です。

任務は問題なく進行しますが、突如ディーキンスが襲いかかりました。

ヘイルは非常用の脱出装置で機外に放出されると、今度は核弾頭を2発投下します。

さらにはヘイルが投下したと作戦本部に伝えて脱出しました。

戦闘機は上空で墜落し、軍が救助に行きますが核弾頭は見つかりませんでした。

この事件は「ブロークンアロー」と呼ばれます。

ヘイルは公園の監視員テリーと一緒に行動しながら、消えた核弾頭を探します。

二人はディーキンスたちを発見し、武器を奪還すると鉱山に逃げ込みました。

ヘイルは核弾頭に不発する操作を行います。

ほどなくして、2つの兵器を巡り銃撃戦が展開されました。

ディーキンスは1個を奪還し、起動することに成功します。

兵器が爆発すると二人はもう一つを地下深くに移動しました。

銅鉱山から脱出した二人ですが、ついに敵方に見つかってしまいます。

逃げる途中で、テリーが逃げ遅れました。

テロリストたちは兵器を材料に、政府にお金を要求しました。

一方、ヘイルはテロリストたちを追うために、軍の協力を得ながら追いかけます。

その頃、テリーはテロリストのいる列車に乗り込みますが、捕まりました。

ヘイルはヘリコプターから列車に乗り移り、列車内は激しい銃撃戦が始まります。

形勢が有利になると、ディーキンスは核弾頭を作動させようとしました。

ヘイルはディーキンスの元にたどり着きます。

そして彼と一騎打ちになるのですが、またも銃撃戦が展開されて味方側が有利になります。

ところが、ディーキンスは決着をボクシングでつけようと提案します。

彼らはボクシングスタイルになり最後の決戦を戦います。

以前は負けてしまったボクシングですが、今回はヘイルが上回りました。

かつての仲間は車両とともに爆発し、兵器は奪還されます。

傷ついた彼のもとにテリーが駆け寄って物語は終わります。

これが「ブロークンアロー」のあらすじです。

みどころのポイント

「ブロークンアロー」とは兵器の消失を意味し、作中では核弾頭を奪われる第四級緊急事態のことを意味します。

この当時は核兵器をテロリストに奪われたり、敵国の核発射を阻止したりといった作品が多いですが、ブロークンアローもそれに連なる作品です。

1996年というと東西の冷戦が終わっていましたが、チェルノブイリ事故で放射能の恐ろしさが全世界に周知された時期で、戦術核兵器を使った映画はまだまだ作られていました。

この映画のおもしろいところは核兵器を巡った男たちのアクション映画というところでしょう。

兵器を巡ってアメリカ軍までが動き、兵器の行方は行ったり来たりします。

こうした演出手法をマクガフィンといいますが、物語はこの手法をうまく取り入れることでスリリングな映画になりました。

ちなみにマクガフィンとは物語の推進剤のようなものです。

ドロボウが狙う宝石だったり、スパイが狙う情報だったり、登場人物たちの動機や話の進行のために使われます。

ブロークンアローではそのマクガフィンが戦術核兵器というわけです。

映画は2大スターの共演が話題となりました。

クリスチャン・スレーターとジョン・トラボルタです。

クリスチャン・スレーターがヘイル大佐を演じ、ジョン・トラボルタがディーキンス少佐を演じます。

二人は同じステルス戦闘機に乗るパイロットですが、上司と部下の関係であり、非番にはボクシングをしあう他とは一線を画する関係です。

ヘイルはボクシングや存在の大きさでディーキンスになかなか勝てません。

しかし、この事件をきっかけにしてヘイルはディーキンス超えを果たします。

最後の決着もボクシングで、気が利いているラストといえます。

この映画を制作したのはジョン・ウーです。

彼は香港出身の映画監督であり、ハリウッドに進出して以降はアクション大作を多く手掛けてきました。

今回のブロークンアローも制作費5000万ドルの大作映画です。

お金のかかった派手なアクションシーンは、今作にも存分に登場します。

特にステルス戦闘機という珍しい戦闘機が登場するのが特徴です。

クライマックスの列車のシーンも非常に緊迫感のある映像になっており、アクション映画好きは満足のできる仕上がりになっているでしょう。

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