VODサービスとレンタルビデオ店の共通点
VODサービスでもレンタルビデオ店でも映像を見られるという共通点があります。好みのジャンルで見たい作品を探せるのも良い点です。映画館で見るより料金が安い点も同じとなっています。しかしVODサービスとレンタルビデオ店には違いがたくさんあります。どんな違いがあるのか知りたいという方にこれから解説していきます。
VODサービスとレンタルビデオ店の違い
料金の違い
レンタルビデオ店では作品1本あたりの料金が基本となっています。それに対し、VODサービスでは月額料金が基本という違いがあります。
月額料金のVODサービスでは見放題できるのが大きいです。中には月額500円で動画が見放題できるというVODサービスもあります。定期的に映画やドラマ、アニメなどをレンタルするという方は見放題できるVODサービスの方が安上がりです。
借り方の違い
宅配サービスを用意するレンタルビデオ店があるものの、店舗まで出かけて借りるのが基本となっています。VODサービスではオンラインで動画を配信しています。そのため店舗まで出かけるといった手間は掛かりません。
取扱作品の違い
レンタルビデオ店では旧作映画から新作映画まで様々な作品が揃っています。VODサービスでは会社によって動画の配信数に差があります。会社によっては特定のジャンルに特化している場合があるのです。そのためレンタルビデオ店のように何でも揃っているという訳ではありません。
使用機器の違い
レンタルビデオ店ではDVDまたはブルーレイをレンタルします。そのためテレビで見るのが基本となっています。DVDまたはブルーレイ対応のパソコンでも見ることは可能です。VODサービスではパソコンやスマートフォン、タブレット、テレビなど使用機器は様々です。スマートフォンなら外出先からでも動画が見放題できます。
期限の違い
レンタルビデオ店には返却期限があります。期限内に返却できなかった場合、延長料金が追加で発生します。VODサービスには返却自体がないため、延長料金はありません。その代わりに作品によっては配信期限があります。配信期限が過ぎると人気作品でも見放題ではなくなります。その代わりに最新作へと入れ替わりが進みます。
影響される環境の違い
レンタルビデオ店ではDVDまたはブルーレイで見るといった関係上、再生機器やテレビの性能などに左右されます。VODサービスでは回線速度や安定性などに大きく左右されます。そのため高速なブロードバンド環境が必要です。レンタルビデオ店では回線速度と安定性に影響されることはありません。
画質の違い
レンタルビデオ店のブルーレイなら高画質なのが良い点です。ルーレイの解像度は1920×1080ピクセルとなっており、フルハイビジョンで映像を楽しめます。DVDの解像度は720×480ピクセルとなっており大幅に違います。
VODサービスの場合、回線速度により左右されるもののHD画質の動画が一般的となっています。HDの解像度は1280×720ピクセルとなっており、DVDより高画質ではあるもののブルーレイと比べると劣ります。ブルーレイなら3D対応の作品も見られるというメリットがあります。
料金の支払方法の違い
レンタルビデオ店では現金払いが多くなっています。クレジットカード払いができるレンタルビデオ店はあるものの、店舗によって対応が異なります。VODサービスではクレジットカード払いが多くなっています。しかしクレジットカードがなくても大丈夫です。それは携帯キャリア決済、口座振替、コンビニ決済などに対応しているVODサービスがあるからです。
併用がおすすめ
VODサービスとレンタルビデオ店ではこのように違いがたくさんあるのです。どちらか一つに絞るのではなく、併用するのがおすすめです。併用には利用状況に合わせて使い分けができるというメリットがあります。